ギターを練習していると「C」や「D」のようにアルファベットで、音が表記されているのを見かけませんか?
結論から言うと、これは「ドレミファソラシド」を表しているのですが、最初は「どれが度の音なのかわからない」「ドレミで覚えちゃいけないの?」など、様々な疑問が出てくると思います。
そこで本記事では、ドレミとアルファベットの関係や変換方法、ギターではアルファベットで覚えるべき理由などについて解説します。
今後ギターを弾いていくうえで絶対に知っておくべきないようなので、ぜひ最後までご覧ください。
「ドレミ」と「アルファベット(abc)」の意味とは?
ドレミとアルファベットはどちらも音名を表しています。何語なのかが違うだけで、実はドレミはイタリア語で、アルファベットは英語での表記方法です。
ちなみに日本語では「いろはにほへと」で、音名を表記します。
「こんにちは」を「チャオ(イタリア語)」「ハロー(英語)」「こんにちは(日本語)」と、言い分けるようなものですね・
もう少し難しい話をすると、アルファベット表記では単音ではなくコードを意味することもありますが、今は気にしなくて大丈夫です。単音とコードの違いについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
「ドレミ」と「アルファベット(abc)」の変換・覚え方
「ドレミファソラシド」のどの音に、どのアルファベットが対応するか覚えれば変換はできますが、やっかいなのが「アルファベット表記はAからスタートするわけではない」ことです。
アルファベットでドレミを表記すると「CDEFGAB」となります。
そのため、まずは「ド=C」ということを覚えましょう。「ド=A」と思いがちなので注意してください。
次に「ラ=A」を覚えましょう。
「ド=C」と「ラ=A」を覚えられたら、ド~ソまでは「CDEFG」とアルファベット順に上がり、ラでAに戻ってまたアルファベット順に「ABC(ラシド)」と上がることで、変換できます。
慣れてきたら、ドレミのどの音がどのアルファベットなのかを独立して覚えていくことで、順番に数えていかなくても変換できるようになります。
個人的には「ド=C」と「ラ=A」の次は「ファ=F」がおすすめです。「ファ」の頭文字「F」と覚えましょう。
なぜギターではドレミをアルファベットで表記するの?
ギターは、単音(メロディ)だけでなくコード(和音)も演奏する楽器です。そして、コードの表記ではドレミではなく、アルファベットで表記するため、ギターでは音名をアルファベットで表記します。
学校の授業などでは基本的にリコーダーなど、メロディを演奏する楽器を使うので、ドレミで習うことが多いです。
ちなみに単音は一つの音を弾くことで、コードは複数の音を同時に弾く(CとEとGなど)ことです。
ギターは「ドレミ」を「アルファベット(abc)」で覚えるのが必須!
本記事では、ドレミとアルファベットの関係や変換方法、ギターではアルファベットで覚えるべき理由などについて解説しました。
ドレミとアルファベット(CDEFG)は、どちらも音名を意味しており、ドレミはイタリア語でアルファベットは英語での表記です。
まずは「ド=C」「ラ=A」を覚え、最初は順番に数えながら、徐々に他の音も覚えていきましょう。
ギターはアルファベットで音を表記するので、今後曲を練習するときなどにつまずかないよう、今のうちにアルファベットで音を覚えておきましょう。