ギターコード弾きとは?それ以外の弾き方、単音弾きとの違い解説!

「ギターのコード弾きって何?」「それ以外の弾き方もあるの?」「そもそもコードって何?」

ギター初心者の方なら、こうした疑問を抱くことも多いでしょう。ギターの奏法にはさまざまなものがあり、そのなかでも「コード弾き」は基本中の基本です。特に弾き語りをしたい人は、コード弾きは必ず練習しなければなりません。

とはいっても、そもそもコード弾きがどんな弾き方なのか知らないと、練習のしようもないでしょう。

そこで本記事では、コード弾きとはどんな弾き方か、コード弾きの弾き方にはどんなものがあるのかといったことについて詳しく解説します。

ギターのコード弾きとは?

ギターのコード弾きとは「複数の音を同時に弾く奏法」です。

そもそも「コード」とは、複数の音が、同時に重なって鳴っているものを指します。ギターに限らずピアノでも使われ、歌や他の楽器のメロディを支えるために弾かれることが多いです。

以下の動画で弾かれているのがコード弾きです。ギターとピアノの例を挙げておきます。

学校の合唱などで「伴奏」としてピアノが弾いているのも、基本的にはコード弾きですね。

ピアノでは、いくつかの鍵盤を同時に押すことで、複数の音を同時に鳴らしていますが、ギターではピックを上から下、もしくは下から上に素早く振り抜いて、複数の弦を同時に鳴らしてコードを弾きます。

他にもコードを1音つずつ弾く「アルペジオ」という弾き方もあります。ピックを使った弾き方とアルペジオについては、後で詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

ギターのコード弾き以外の弾き方「単音弾き」

コード弾き以外の弾き方に「単音弾き」というものがあります。単音弾きは「同時に1つの音しか弾いてない状態」で、簡単にいうと「メロディ」を弾く方法です。

以下の動画の0:05~のようにメロディを弾いてる状態を単音弾きといいます。

学校の音楽の授業で、リコーダーでメロディを弾いたことがありますよね。あのようにギターでメロディを弾くことを「単音弾き」といいます。

リコーダーは、構造上同時に1つの音しか鳴らせないので、常にメロディを奏でる楽器ですが、ギターやピアノは同時に複数の音を鳴らすことも、1つだけ鳴らすこともできるので、コード弾きも単音弾きもどちらも使います。

ギターコード弾きの練習方法

ギターでコード弾きをするには「左手のコードの押さえ方」と「右手の振り方」の、2つを練習しなければなりません。

最初から同時に行うのは難しいので、左手と右手の動きをバラバラに練習することから始めましょう。

おすすめは、右手の練習からです。コードを押さえるには、ある程度慣れが必要で、右手の方が簡単だからです。

まずは、左手は何も押さえず、右手でピックを握り、上下に弦を弾く練習をしてみてください。

右手の練習については、以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ギターコード弾きには種類がある

コード弾きは複数の音を同時に鳴らす奏法です。ギターをコードを弾く方法は、主に2つあります。

  • ストローク
  • アルペジオ

それぞれ詳しく解説します。

ストローク

ストロークとは、ピックを使って弦を上から下、もしくは下から上に素早く振り抜いて、複数の弦を同時に鳴らす方法です。

以下の動画の1:06~でしているのが、ストロークです。

もっとも基本的なコードの弾き方なので、ギター初心者の方は、まずはストロークから練習しましょう。

アルペジオ

アルペジオは、1つずつ音を弾くのですが、鳴らした音を切らずに伸ばし続けることで、最終的に複数の音を重ねてコードにする弾き方です。

以下の動画の0:05~でしているのが、アルペジオです。

アルペジオはストロークに比べて静かなので、しんみりした曲などでよく使われます。

また、アルペジオのなかには、ピックを使って一音ずつ弾く場合と指で一音ずつ弾く場合があります。ピクを使った弾き方を「ピック弾き」、指を使った弾き方を「指弾き」といいます。(アルペジオ以外でも指弾きは使われますが、アルペジオでは特によく使われます。)

ギターで弾き語りをしたいならコード弾きを練習しよう!

本記事では、ギターのコード弾きと、それ以外の弾き方として単音弾きについて解説しました。

コード弾きとは「複数の音を同時に弾く奏法」で、歌や他の楽器のメロディを支えるために弾かれることが多いです。それに対して単音弾きとは「1つの音だけを順番に鳴らすメロディを弾く奏法」です。

ギターでコード弾きをするには、ピックで弦を上下から素早く振り抜く「ストローク」と、ピックか指で一音ずつ音を重ねていく「アルペジオ」があります。

特にストロークでのコード弾きは、ギター奏法の基本中の基本なので、初心者の方はまずはここから練習しましょう。

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