ギター初心者にとってコード練習は欠かせません。
しかし、ギターのコードは大量にあり「どれから覚えたらいいの?」「全部覚えなきゃいけないの?」と、さまざまな疑問が浮かぶでしょう。
実は、実際に使うギターのコードはそれほど多くはありません。ギター初心者はそのなかでも特に使用頻度の高いものだけ覚えておけば、ひとまず十分です。
本記事では、ギター初心者向けにまず覚えるべきギターコードを8つ紹介します。どれも使用頻度が高く、かつ今後難しいコードを覚えていくうえで基礎となる、重要なコードばかりです。
記事を読みながら、ぜひ一緒に練習していきましょう。
初心者向けのギターコードとは?
僕的にギター初心者が挑戦するべきコードの条件は、3つあります。
- よく使うコード
- 今後コードを覚えるための基礎になるコード
- 押さえやすいコード
「よく使う」は、いうまでもなく色々なところで使えるからです。英単語と同じで「crucial(非常に重要な)」や「eliminate(排除する)」などより、「Hello」や「Thanks」から覚えますよね。
また「今後コードを覚えるための基礎になる」のも重要です。
コードには「CM7」や「Ddim」など、さまざまなものがあります。しかし、実はこれらのコードは「C」や「D」の変化系でしかないので、基本となるコードを覚えていれば意外と簡単に覚えられます。
なので、まずはあまり名前が長くないシンプルなコードから覚えていきましょう。
そしてギター初心者にとっては「押さえやすさ」も、とても重要です。「F」や「B」のように、基本的なコードだけど押さえるのが難しいコードもあります。
「Fコードでギターを挫折した」というのは、ギター初心者のあるあるです。初めは少し練習すれば弾けるようなコードから挑戦し、FやBなどは、指が鍛えられてから挑戦しましょう。
また、まだコードを一つも弾いたことがない方には、こちらの記事もおすすめです。
こちらでは「弾きやすさ」だけにフォーカスして、初心者向けのコードを3つ紹介しているので、まずはこちらでコードを弾くとはどんな感覚なのかを体験してみましょう。
初心者向けギターコード8選!表・押さえ方付き
ここからは、ギター初心者向けの「よく使う」「今後の基礎になる」「押さえやすい」コードを8つ紹介します。
どれも図付きでわかりやすく紹介しているので、一つずつ焦らず練習していきましょう。
明るい響きの「M(メジャー)コード」5つ

まずは、明るい響きの「メジャーコード」から練習しましょう。メジャーコードはアルファベット一文字で表現されます。
押さえ方が難しい「F(ファ)」と「B(シ)」を抜いた「C(ド)、D(レ)、E(ミ)、G(ソ)、A(ラ)」の5つを覚えましょう。
ドレミとアルファベット表記の違いがわからない方は、以下の記事を参考にしてください。
また、コードダイアグラムの読み方がわからない方は、以下の記事を参考にしてください。
暗い響きの「m(マイナー)コード」3つ

次に暗い響きの「マイナーコード」を練習しましょう。マイナーコードはドレミを表す大文字のアルファベットに、小文字のmをつけて表記します。
例えば「Dm(ディーマイナー)」は、「レの暗いコード」を意味します。
マイナーコードのなかでも押さえやすい、以下の3つのコードを練習しましょう。
ギター初心者は、次はバレーコードに挑戦しよう!
本記事では、ギター初心者がまず練習するべきコードを8つ紹介しました。ポイントは「よく使う」「今後の基礎になる」「押さえやすい」コードです。
本記事で紹介したコードをしっかり弾けるようになれば、曲を弾いたりさらに複雑なコードを練習したりするのに、間違いなく役立ちますので、ぜひ練習してみてください。
また、8つのコードが弾けるようになった人は、次は「バレーコード(F,B)」に挑戦してみましょう。