練習方法を知りたい。
ドレミは全ての楽器に共通する言語とも言えます。
ほとんどの楽器が最初にする練習は、ドレミを弾けるようになること。
ギターでもドレミを練習することは非常に大事です。
ドレミを正しく理解するだけで今後のギター練習の効率がグンと上がります。
- ドレミ練習で得られる3つの効果
- ギター上のドレミの場所
- ドレミの練習方法
- 即興演奏や作曲にも活かせるドレミの覚え方
最後まで読んででドレミをフル活用できるようになりましょう。
ドレミ練習で得られる3つの効果
ドレミを練習するとこんな効果があります。
- 指板の音が見えるようになる
- 音感が鍛えられる
- 音楽理論が理解しやすくなる
他にもドレミの使い方はいくらでもあるのですが、代表的なものをまとめました。
特に作曲や即興演奏などをしたい方には、とても重要です。
ギターでドレミを弾いてみる
実際にギターでドレミを弾いてみましょう。
指板図を用意しました。
このとき一つだけ守って欲しいポイントがあります。
それは使う指を決めておくこと。
1フレットの音は人差し指、2フレットの音は中指、3フレットの音は薬指で弾いてください。
決まった指で弾くことで、無駄のない指使いが身に付きます。
間違えずに弾けるようになったら逆向きでも弾いてみましょう。
それもできたらメトロノームをつけて一定の速さで何度も弾いて指に覚え込ませます。
最初はゆっくりから、徐々にテンポをあげて下さい。
ドレミを使ってきらきら星を弾いてみる
ドレミの場所は覚えましたか?
今度は覚えたドレミを使って、きらきら星のメロディを弾いてみましょう。
ここでもさっきと同じで決まった指使いをしてください。
脱初心者 高度なドレミの覚え方
さっきは縦向きに音が上がるドレミを弾きましたが、今度は横向きにドレミを弾いてみましょう。
5弦の3フレットからずっと横に移動していきます。
指使いはなんでも構いません。
ここで覚えておいてほしいのが、それぞれの音の間隔です。
例えば「ドとレは2フレット差」、「ミとファは1フレット差」になっていますね。
この2フレット差を「全音」と呼び、1フレット差を「半音」と呼びます。
音の間隔を理解していることがギターではとても大事なんです。
具体的にはこんな効果があります。
- コード進行が覚えやすくなる
- 耳コピ(楽譜なしで音を聞くだけで曲を弾く)がしやすくなる
- 自分の作ったメロディーにコードをつけられる
- 即興演奏ができる
- 音楽理論が理解しやすく、それをギターで表現しやすくなる
上級者は「ドレミ」じゃなくて「メジャースケール」?
ドレミファソラシドのように「全全半全全全半」という音の並びを「メジャースケール」と呼びます。
これ、とても大事なのでもっと上手くなりたい方は絶対に覚えておいてください。
なぜならこのメジャースケールが、即興演奏や作曲、耳コピで大活躍するからです。
もう一度いいいます。
音の並びが「全全半全全全半」となっているものを「メジャースケール」と呼びます。
ドレミファソラシドはC(ド)の音から「全全半全全全半」と並んでいるので「Cメジャースケール」になります。
少しギターが弾けるようになると「ドレミ」ではなく「Cメジャースケール」と呼ぶことがほとんどです。
覚えておきましょう。
悩んでいる人 メジャースケールって何? メジャースケールを弾けたらどんなことができるの? メジャースケールは最も基本的な音階、音の並びの名前です。 基本とはいえメジャースケールを弾けることはとても大事なんです。[…]
まとめ
今回は基本のドレミを縦向き、横向きで弾いてみました。
まずはこの記事のポジションでドレミを弾けるように何度も練習してください。
「楽にコード進行を覚えたい」、「作曲をしたい」、「即興演奏がしたい」、「音楽理論を学びたい」という方はメジャースケールの音の並びを覚えておきましょう。
「全全半全全全半」ですよ。
他にもギターの悩みや相談があれば、ぜひお問い合わせやSNSからご連絡ください。
できるだけ皆さんの助けになれるよう、答えさせていただきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!