ギター コード表(ダイアグラム)の見方 5ステップで簡単に解説

ギターを弾いていると、よくこんな表を見かけますよね。

コードダイアグラムと言います。
弾き語りの楽譜などに多く、コードの押さえ方を表す図です。

基本的なルールを知れば簡単に読めるので、この記事で学んでいきましょう

ギターコード表(コードダイアグラム)の見方

「コードネーム」、「どこを押さえるか」、「どの指を使うか」、「◯と×の意味」
この4つを読み取れるようになりましょう。

順番に解説していきます。

① コードネーム

図の外に書かれているアルファベットがコードの名前を表しています。
読めなくてもコードは弾けますが、形と一緒に名前を覚えていくと次から楽なので、できるだけ覚えていきましょう。

コードネームは楽譜によっては省略されていることもあります。

② 黒丸は押さえる場所

黒丸は、指を使って押さえる場所を表しています。

黒丸だけのものが多いですが、中には「使う指」や「音名」が書いてあることもあります。

これは使う指まで書かれたコードダイアグラムです。

BやFコードでは、長い黒丸が表記されています。
これは一本の指を寝かせて、複数の弦を押さえるという意味です。

これを「セーハ」と言います。

③ 横線が弦を表している

ギター弦と同じ6本の線が、何弦を押さえるかを表しています。
Cのコードダイアグラムでいうと2弦、4弦、5弦を押さえています。

注意点は実際のギターと、上下が逆になっていること。
ギターは上が6弦(太い弦)ですが、コードダイアグラムでは上が1弦(細い弦)になっています。

ギターを寝かせてみると、同じ向きになるのでわかりやすいですよ。

④ 縦線がフレット

ギターにある銀の棒を「フレット」といいます

コードダイアグラムの縦の線が、このフレットを表しています。
Cダイアグラムでいうと2弦が1フレット、4弦が2フレット、5弦が3フレットです。

下に数字が振ってある場合と、何も書かれていない場合があります。

1-3Fは省略されることも多いです。
そのときは一番端とわかるように一番左が太く表記されています。

図が5フレットなど真ん中らへんの場合は下に数字が振ってあります。

⑤ ◯と×の記号は何も押さえていない弦を表す

左端に「◯」か「×」が書いてることがあります。
これは何も押さえていない弦をどうするかを表しています。

○は何も押さえずそのまま鳴らしてください(開放弦といいます。)
×は余ってる指で軽く触れて、鳴らないようにしてください。
これをミュートといいます。

Cの場合は左手を握り込むようにして、親指でミュートすることが多いです。
5弦を押さえている薬指の先で触れることもあります。

ミュートが難しい場合は、右手で弾くときにその弦には触らないようにしましょう。

まとめ

慣れてくると、図を見れば一瞬でどこを押さえるかわかるようになります。
しかし間違った形で覚えてしまうと大変なので、最初は一つずつ確かめながら押さえましょう。

こちらの記事で効率的なコードの覚え方と、ダイアグラム一覧表を載せています。
参考にして下さい。

関連記事

ギターのコードが多すぎて覚えられない 効率的な覚え方を知りたい こんなお悩みを解決します。 いろんな曲を弾いていると使うコードは20個、30個とどんどん増えていきます。 これらを全て覚えていくのは大変ですよね。 しかし7個のコード[…]

最新情報をチェックしよう!

ギター演奏に必要な基礎知識の最新記事8件