アコギを買ったら最初に揃えるべき「最低限必要なもの6選」

アコギを弾くのに最低限必要なものを教えて欲しい

という方に読んでほしい記事です。
アコースティックギターを弾くために必須のアイテムを6つにまとめました。

  • アコギを弾くための必須アイテム6選
  • それぞれのアイテムのおすすめ
記事を書いているボクは現役ギター講師、スタジオミュージシャンです。
これまで初心者からレーベル所属アーティストまで数多く指導させていただいています。

アコギタを弾くための必須アイテム6選

これらがないとそもそも演奏できなかったり、いざというときに困ります。
ギターを買ったらすぐ揃えておきましょう。

ピック

ピックは弦を弾くための道具です。
コード弾きにも単音弾きにも欠かせません。

形、厚さ、材質などによって種類が分かれます。
まずは形と厚さを基準に選びましょう。

ピックの形

ティアドロップ型(涙のような形)かトライアングル型(三角形。おにぎり型とも呼びます)が主流です。

ティアドロップ型 - 単音弾きなど細かいフレーズが弾きやすい
トライアングル型 - コードストロークがしやすい

トライアングル型は3箇所で弾けるので、その分長持ちして経済的です。

ピックの厚さ

THIN/シン(薄め)、MEDIUM/ミディアム(真ん中)、HEAVY/ヘビー(厚め)の三種類が主流です。
アコギならTHINかMEDIUMが使いやすいです。

最初はコード弾きがメインだと思いますので、トライアングル型のTHINかMEDIUMを使ってみましょう。
ピックは削れたり、よく無くすので予備も含めて何枚か買っておいた方がいいです。

トラディショナルな質感が魅力のセルロイド製ピックです。
トラディショナルな質感が魅力のセルロイド製ピックです。

一枚あたりは少し高くなりますが、楽器屋さんに行けば一枚100円くらいで売っています。
最初はいろんな種類を一枚ずつ買って、気にいるのが見つかればそれをまとめ買いしておくのが賢いですね。

チューナー

チューナーは楽器を正しい音程に合わせる機械です。
チューニングがずれたまま弾いていると、なかなか上達しません。

ギターはケースに入れたり、湿度に影響されたり、弾いているだけでもチューニングが狂ってしまいます。
弾き始める前に、一度チューニングする癖をつけておきましょう。

最近はクリップチューナーというヘッドに挟むだけで使えるものが主流です。
つけっぱなしにしていても邪魔にならないので、着脱の手間がなく便利です。

おすすめはこちらのチューナーです。
精度がよく使いやすいですよ。

無駄一つない専用回路が、メーターの反応速度をさらに高めています。

ポケモンがお好きなかたにはこちらもおすすめです。
ボクの生徒さんもよく使っています。

コルグ・チューナーに世界中で人気のポケモンをデザイン!

ギタースタンド

ギターを立てかけておくスタンドです。

ギターケースにしまうと、次に練習するときに出す手間がかかります。
小さなことに思えますが、やってみるとこれだけで弾き始めるまでがすごく楽になりますよ。
特別高いものじゃなくていいので用意しておきましょう。

これが値段も手頃でおすすめです。

予備の弦

急に弦が切れてしまったり、弦交換を失敗することがあるので予備をもっておきましょう。

エクストラライト・ライト・ミディアム・ヘビーなど太さ(ゲージという)に種類があります。
最初はエクストラライトゲージが柔らかくて弾きやすいですよ。

D'addarioというメーカーがおすすめです。

一般的なブロンズ弦として、今もなお世界中のプレイヤーに愛用されているスタンダードなギター弦。

コーティング弦という錆びにくく、長持ちする弦もあります。
値段は倍くらいしますが、それ以上に長持ちでお得です。

コーティング弦はElixirというメーカーが、使用者も多くおすすめです。

張り替え当初の高音質を長持ちさせる革新的なギター弦で、世界中で数多くのプロ、アマチュアのミュージシャンから絶賛されています。

ストリングワインダー

弦を交換するときに使用する道具です。

ペグを楽に早く回すのが主な用途ですが、アコギの場合ブリッジピンの取り外しにも使います。

ペグは手でも回せますが、ブリッジピンを手で取るのは大変です。

弦交換はこれからずっとする作業なので最初に買っておいた方がいいですよ。
おすすめはこちらです。

もっと安いものもありますが、安いものは壊れやすかったり回しづらくて余計手間がかかります。
一度買えば長く使えますし、そこまで高くないのでこれくらいのものにしておきましょう。

カポタスト

カポタストは通称「カポ」と呼ばれる曲のキーを変えるための道具です。

曲によって楽譜に「capo:2」などと書いてることがあります。
この場合2フレットにカポをつけることで、原曲と同じキーで弾けるようになります。

SHUBBとKyserというメーカーが有名です。

Kyserは色が豊富です。
しかし挟む力が強すぎて弦が傷みやすかったり、着脱に結構力がいります。

Kyserで色を選びたい、というわけでなければSHUBBをおすすめします。
個人的には見た目もSHUBBの方がシンプルで好きです。

カポ市場のスタンダードです。今では世界の100万人以上のミュージシャンに愛用されています。
カイザー クイックチェンジ カポタストは熟練職人の手により丁寧に製造され、長期間にわたってお使いいただけます。

まとめ

  • ピック
  • チューナー
  • ギタースタンド
  • 予備の弦
  • ストリングワイヤー
  • カポ

最初に揃えておくと、いざというときに焦らずに済みますよ。

他にもギターの悩みや相談があれば、ぜひお問い合わせやSNSからご連絡ください。
できるだけ皆さんの助けになれるよう、答えさせていただきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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